CAPA 11月号Autumnの特集内容
2025年9月20日(土)に発売される「CAPA 11月号Autumn」は、写真ファン必見の特集が盛りだくさんです。
ヌード写真の現在地
本号の一つ目の特集は、「ヌード写真の現在地」として、現代アートの一環としてのヌード写真にフォーカスを当てています。この特集では、5人の写真家が持つ独自の視点を元に、どのようにヌードを創造的に撮影しているかを探ります。
写真家HASEOは、美しさを追求しつつエロティシズムから離れた作品を制作。稲田喬晃は、東欧ならではの文化を反映したヌードを撮影し、永田拓也はポートレートを基にしたアプローチでヌードを表現。舞山秀一は、その名作「GRAY」で新たな試みを示し、花盛友里は、応募制のプロジェクト「nuidemita」を11年間続け、多くの女性と向き合っています。また、写真編集者の池谷修一が令和におけるヌード写真表現についての解説も行います。未だに人間の美しさを追求するテーマは変わらないものの、アーティストたちの視点が多様化していることが感じられます。
秋の特選ニューモデルフェス
次に、「秋の特選ニューモデルフェス」では、最新カメラやレンズの情報が一挙にお届けされます。今年も新製品が勢ぞろいし、高性能のコンパクトデジタルカメラや新たなシネマカメラ、さらに新型レンズが揃います。注目すべきは、「ソニー RX1R Ⅲ」。このカメラは6100万画素フルサイズセンサーを搭載し、国内コンデジの最上峰として知られています。
その他にも、リコーの「GR Ⅳ」やニコンのシネマカメラ「ニコンZR」などが紹介されており、各社の新レンズとの組み合わせで、どのような撮影体験が得られるのかを示します。さらに、キヤノンやシグマ、タムロンの新レンズも実際のレビューを通じてその性能を体験することができます。
キノコをモチーフにした撮影テクニック
さらに、自然の中で見かけるキノコについても特集が組まれています。森の中で見つけることが多くなるキノコは、実は非常にフォトジェニックな対象です。ライティングを工夫することで、幻想的な表現が可能であり、身近なLEDライトを使った撮影テクニックも紹介されます。
EOS 5シリーズ20周年の振り返り
また、デジタルEOS 5シリーズ誕生20周年を迎え、このフルサイズ機の歴史を振り返る特集もあります。特に初代EOS 5Dから新たに登場したEOS R5 Mark Ⅱまでの進化を辿り、どのようにフルサイズがより身近になったのかを探ります。
その他の興味深い記事
他にも、伊達淳一によるレンズ検証、今話題の写真甲子園2025レポートや、機能的なバックパックのレビューなど、多彩な記事が収められています。この号は、カメラや写真を愛する人々には見逃せない内容となっており、いつにも増して豊かなビジュアル体験を提供します。
「CAPA 11月号Autumn」は、どこでも手に入る価格で、ぜひ一度手に取ってみてください。最新の技術とアートの融合をお楽しみいただけるでしょう。