角川つばさ文庫小説賞
2025-04-07 14:36:00

2024年開催「第13回角川つばさ文庫小説賞」受賞作が発表!

「第13回角川つばさ文庫小説賞」受賞作発表!



株式会社KADOKAWAが主催する「角川つばさ文庫小説賞」は、2024年7月1日から8月31日に作品を募集し、多くの魅力的な応募作の中から受賞作が決定しました。この賞は、小・中学生向けのエンターテインメント小説を対象としており、毎年多くの若き才能が集まります。

受賞作品の紹介



一般部門



金賞:『それ、犯罪ですよねっ?!』著者:夢乃ひいろ

この作品は、6年生の女の子・律華が国際弁護士の母に貰った法書『六法全書』を手に入れ、法律を学びながら成長する物語です。彼女は小柄という理由で軽んじられることに反発し、法律を駆使して自分と大切な人を守ろうと奮闘します。著者は、自身の経験から「子供の心に寄り添う物語を書く」という情熱をもってこの作品を創作したとのこと。感謝の気持ちと夢の実現への希望が力強く語られています。

銀賞:『古泉リコの、海の底までいってきます!』著者:深草ゆにえ



小学5年生のリコは、冒険家の祖父が行方不明になった後、家に残された不思議な力を持つ道具たちとともに、新たな冒険に挑む物語です。背景には神秘的なアトランティスが絡んでおり、リコの成長とともに、彼女の冒険が描かれています。この作品は、創造力を刺激し、子供たちに夢を追う勇気を与える内容となっています。

こども部門の栄光



金賞には小学校5年生の星野彩葉さんが、特別な能力を持つ子どもたちの学園生活を描いた『体ライバルズ‼』で選ばれました。また、準グランプリには中学2年生のナガイミサキさんが『失われた「オイシサ」を求めて』と題した作品で受賞しました。どちらも、読者の心に残るストーリーが魅力です。

選考委員の言葉


選考には、作家やタレントとして広く知られる本上まなみさんをはじめとする著名な方々が関わっており、各作品の魅力を公正に評価しました。選考委員たちは、作品のクオリティや作家の想いが込められたストーリーに感動し、次世代の作家たちの可能性に期待を寄せています。

角川つばさ文庫は2009年に創刊され、子どもたちに豊かな読書体験を提供するために、様々なジャンルの作品を刊行しています。今回の受賞文学は、その志を体現したものと言えるでしょう。

未来への繋がり



今後も「角川つばさ文庫小説賞」は、若き才能の発掘と育成を続け、自らの「つばさ」で自由に物語を飛ぶ子供たちを応援していきます。次回の応募も楽しみですね!

詳細や今後の展開については、公式サイト(角川つばさ文庫小説賞公式サイト)をチェックしてください!


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