日本が誇る名作住宅「聴竹居」が紐解かれるトークイベント
日本の建築の中でも特に評価されている「聴竹居」の最新写真集が、株式会社建築資料研究社から刊行されました。その名も『聴竹居——本屋・閑室・茶室 100年目の全貌』。この本の著者である小林浩志氏と監修者の松隈章氏による特別トークイベントが2025年12月8日(月)に大阪で開催されることが決定しました。
このイベントは、藤井厚二の誕生日であるこの日を選び、日々の忙しさの中で忘れがちな日本の建築の魅力を再発見する貴重な機会です。多くの人々が心待ちにしているこの記念イベントでは、建築の専門家とのディスカッションを通じて、聴竹居の持つ深い魅力に触れることができます。さらに、小林氏の写真を手掛かりに、聴竹居の全貌やその背景についてじっくりと学ぶことができる内容となっています。
トークイベントの詳細
日時
2025年12月8日(月)18:00~19:30(17:30開場)
会場
株式会社竹中工務店 大阪本店1F「いちょうホール」
大阪府大阪市中央区本町4-1-13
登壇者
定員
100名(先着順)
参加費
無料
特典
参加者には、小林浩志氏による「聴竹居」のオリジナルプリント1点をプレゼント!
懇親会の予定
イベント終了後には、別会場で懇親会も開催予定です(会費は現地徴収)。
申込先
こちらからお申し込みください
このイベントは、2025年が「藤井厚二/聴竹居イヤー」として位置づけられている中での締めくくりのイベントでもあります。年内には、国立新美術館では「リビング・モダニティ住まいの実験1920s-1970s」展や、兵庫県立美術館での展示が行われる予定。さらには多治見市モザイクタイルミュージアムでの「山内逸三と藤井厚二 -聴竹居で育まれたものたち-」展、および「ひろしま国際建築祭2025」が 来る10月〜11月に開催されます。
これらの展示に関連する中で、トークイベントでの小林氏および松隈氏のセッションは、聴竹居がどれほど豊かな歴史を有し、どのようにその魅力が受け継がれているのかを深く学ぶ良い機会です。
聴竹居の魅力
「聴竹居」とは、藤井厚二によって設計された住宅であり、国の重要文化財としてその存在が認められています。保存修理事業を経た現在、その真の姿を見せるようになりました。このトークイベントでは、300点以上の写真を通じて、聴竹居のデザイン哲学や藤井厚二の独自の視点を explorすることができます。
現時点で100年を迎えたこの名建築は、日本の住宅の理想が具体的な形になった証です。藤井厚二が示した現代の住宅が、どのようにして当時の日本と今を繋いでいるのか、その深い意味に触れられる貴重な機会となります。
建築界の巨星たちからの貴重な話に耳を傾け、聴竹居の新たな魅力を再発見する旅に出かけませんか。皆様の参加を心よりお待ちしております。