人生の岐路を照らすヘーゲル先生との対話を描いた書籍

人生の羅針盤を見つける旅

最近、友人からの起業の誘いが、心の奥底に住み着く疑問を呼び起こしました。それは、「このままでいいのか？」という問いでした。迷いや葛藤の中で、私は市井の思想家であるヘーゲル先生を思い出しました。彼との対話を通じて、自分自身と向き合い、人生においての重要な決断をどのように下すかを探求する旅が始まりました。

著書『明日の君は、どこにいる？』では、ヘーゲル先生との8つの対話を通じて、人生の岐路に立たされた時の思考の原理が明らかにされます。この本は、主人公の成長物語として楽しむこともできる一方で、読者にとっての「心の羅針盤」となることを目指しています。迷いを抱えるすべての人々に寄り添い、足元を照らしてくれる一冊です。

読書を通じて得られる成長

本書は、夏目漱石や福沢諭吉、さらにホイジンガやエリクソンなどの古典的な思想をベースに、思考を深める技術を学ぶことができる自己啓発書です。この先人たちからの教えを通して、私たちの「悩む」「迷う」「考える」ことを根底から変えていく手助けをしてくれます。

著者たちの背景

今野雅方（こんのまさかた）

1946年に宮城県で生まれ、東北大学建築学科を卒業後、早稲田大学大学院でフランス文学を学び修士号を取得。その後、ミュンヘン大学東アジア研究所で専任講師をつとめ、現在はNPO日本論文教育センターの代表を務めています。50年以上にわたりヘーゲル研究に取り組んでおり、生徒の未来を見据えた授業が高く評価されています。著書には『考える力をつける論文教室』や『深く「読む」技術』などがあります。

行方順之介（なめかたじゅんのすけ）

1986年に千葉県で生まれ、早稲田大学人間科学部で人工知能を専攻。卒業後、不動産管理会社に勤務するが、アメリカ留学中にフランク・ロイド・ライトの建築に感銘を受け、建築の道を選びました。現在はデザイン事務所の代表を務め、今野雅方氏に師事しながら執筆を通じて現代の問題解決に挑んでいます。

書籍『明日の君は、どこにいる？』は、2025年4月23日に発売予定で、特に自己啓発を求める人々にとって、自己理解を深める絶好の機会を提供することでしょう。