地方創生を加速する!新たな価値を生み出す企業の挑戦
2025年12月26日、株式会社クロスメディア・パブリッシングから新しいビジネス書『稼ぐ地方日本のさまざまな地域で「新しい価値」を生み出す人たち』が刊行されることが発表され、予約が開始されました。この書籍は、地方創生におけるテクノロジーの活用や、地域を活性化する企業の取り組みを紹介するものです。
著者は、上場企業「ココペリ」の代表取締役CEO、近藤繁氏です。彼は全国の約80の金融機関と連携し、6万社の中小企業を結ぶプラットフォーム「Big Advance」を運営しており、その経験をもとに執筆しています。本書では、地方が再び経済圏としての役割を持つことができる時代が到来していることを訴えかけています。
新たな価値の創造と地域の未来
本書は、誰もが直面する人口減少や高齢化という課題に対して、テクノロジーや新しいアイデアを使ってどう対応しているかを掘り下げています。著者は、地方創生の新しい方向性を「地域から地域へ」とし、経済活動の主役が地方に移ることの重要性を説いています。
具体的な成功事例も多数取り上げられています。例えば、福岡県の運送会社が大企業との取引を実現した様子、沖縄の豆腐製造業が廃棄物から新商品を開発した話、宮城県の菓子製造業が猫をテーマにしたお菓子で地域ブランドを築いた実績など、企業の創意工夫と努力が際立っています。
それぞれの事例には、地方企業が全国展開や国際的な舞台で競争するためのヒントや戦略が示されています。「共感」を基にしたビジネスマッチングの方法、自社の強みと弱みを把握するためのノウハウは、すぐに実践できる内容です。
地方創生のタイトル
近藤氏は、本書を通じて、日本が再び活性化する地域経済を構築するための指針を提供しています。彼が地域訪問を重ねた中で得た実体験や知見が、読者に新しい発想や行動のきっかけを与えることでしょう。
経済の主役として地方がどのように自己を再構築していくのか、そしてそれを支える新たな価値を生み出す人々に注目が集まっています。この日本全国での「地方創生2.0」の動きが、どのように展開されていくのか、期待が高まります。
近藤氏の経歴
著者の近藤繁氏は1978年生まれで愛知県春日井市出身。名古屋市立菊里高校を卒業後、慶應義塾大学で情報工学を学びました。彼は2002年、みずほ銀行に入行し中小企業向け融資に従事。その後、ITベンチャー企業を経て、2007年に株式会社ココペリを設立しました。彼の目指すのは、「日本でいちばん中小企業を応援する会社」です。
本書は224ページ、定価1,760円(本体1,600円+税)で、今後の地方のビジネスに関心のある方々に特に推薦できる一冊です。予約は、
クロスメディア・パブリッシングの公式サイト
や
Amazon、
楽天ブックス から可能です。