ふりがな地図帳
2026-05-20 08:49:13

地名の新たな発見が詰まった『ふりがな日本地図帳』が登場

地名の読み方を変える新しい日本地図帳



2026年5月20日に平凡社から発売される『難しい地名もスラスラ読める! ふりがな日本地図帳』は、すべての地名にふりがなを付けた初の一般向け総ふりがな地図帳です。これまで教育用地図に多く見られたふりがなの例はありましたが、一般向けの本格的な地図帳としては画期的な試みです。

読めているつもりの地名



私たちが普段何気なく読む地名の中には、実は思い込みで読んでいるものが多くあります。「新田」という地名を思い浮かべてみてください。多くの人が「しんでん」と読むでしょう。しかし、実際には「にいだ」や「にった」とも読まれ、特に宮崎県では「にゅうた」と読まれることもあります。

同様に「町」という字も、地域によって異なります。東京の都営新宿線では「神保町(じんぼうちょう)」の次が「小川町(おがわまち)」ですが、「まち」か「ちょう」かは地名によるのです。このように、日本の地名は漢字の形状だけでは正確に読み取れないものが多く存在します。

勝手読みの現実



出版界では、正しい読み方を確認せずに漢字を想像で読むことを「勝手読み」と呼びますが、私たちも日常生活で無意識にこの「勝手読み」を行っているのかもしれません。これが本書の重要なテーマです。

地図が変わる、新たな楽しみ



今までの地図は、難読地名にだけふりがなが振られるのが主流でしたが、この『ふりがな日本地図帳』では全ての地名にふりがなが付けられています。そのおかげで、ページをめくるたびに「この地名の読み方はこうだったのか!」といった驚きや新しい発見が生まれることでしょう。

長野県の地名を例に挙げると、全ての地名にふりがなが振られることで、単なる地図の読み方から「地図を読む」楽しさへとシフトします。「ずっと間違えて覚えていた!」や「こういう読み方もあったんだ」といった気づきが続出するのです。

コラムで広がる地名の奥深さ



また、本書には地名学の権威である今尾恵介氏が監修したコラムも豊富です。地名の由来や歴史、地図から消えた地名、さらには007にまつわる興味深い話まで、多岐にわたる内容が盛り込まれています。これにより、単なる地図を越えて、地名そのものが持つストーリーに触れることが可能になります。

地図を楽しむ新しい方法



この『ふりがな日本地図帳』は、まさに「地図を読む」楽しさを提供する一冊です。他の地図帳とは一線を画し、「時間泥棒」と称されるほど、読者を地図の世界に引き込む力があります。これを手にすることで、あなたも深い「地図沼」に引き込まれるかもしれません。

2026年5月20日発売。

書籍情報


  • - 書名: 『難しい地名もスラスラ読める! ふりがな日本地図帳』
  • - 前書執筆・コラム監修: 今尾恵介
  • - サイズ: A4判
  • - ページ数: 128頁(オールカラー)
  • - ISBN: 978-4-582-41822-4
  • - 定価: 2,500円+税

地名への興味を深め、知らなかった日本の一面を発見するために、この地図帳を手に取ってみてはいかがでしょうか。


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