2025年TICAD9でアフリカのマンガ産業を探求するシンポジウム開催

アフリカ諸国のマンガ産業を探るシンポジウム開催

2025年の8月、神奈川県横浜市で開催される第9回アフリカ開発会議（TICAD9）において、アフリカのマンガ産業に焦点を当てたシンポジウムが実施されます。本シンポジウムは、特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）が文化庁の支援を受けて運営し、日本とアフリカ間の文化や人材交流を促進することを目的としています。

シンポジウムの目的と方法

シンポジウムは、2025年8月21日の14:00から15:30まで行われ、言語はフランス語での同時通訳が用意されています。参加は無料で、アフリカのマンガ事情や市場について関心のある方々にお集まりいただきたいと考えています。

登壇者には、アフリカ出身のマンガ家として著名なYounes El haroussi氏とJean Bindjouli氏が参加し、アフリカ市場におけるマンガの動向やビジネスモデルについて議論します。両者の視点を通じて、アフリカにおけるマンガの読み方や人気のジャンル、日本マンガの受容状況などが掘り下げられる予定です。

特に、シンポジウムでは以下のテーマに沿って議論を展開することを予定しています。
1. アフリカのマンガ家事情
2. アフリカでのマンガの読まれ方とビジネス
3. アフリカで人気のマンガジャンルや傾向
4. 日本マンガの普及促進策
5. アフリカと日本をつなぐマンガの可能性

パネル展示も実施

シンポジウムの開催と合わせて、会場内ではアフリカのマンガ産業に関するパネル展示も実施されます。この展示では、アフリカのマンガ家の紹介や、アフリカにおける日本マンガの人気タイトル、読者の属性、言語、ファンの動向についての情報が提供されます。
展示は2025年8月20日から22日まで、パシフィコ横浜の展示ホールD/B-34にて行われ、こちらも無料で参加可能です。

見逃せないイベント

アフリカのマンガ事情を探求するこの機会は、日本のマンガ文化の国際展開を考える重要な場となります。既に日本のマンガに触れているファンも、まだ未体験の方々も、ぜひ足を運んでみてほしいと思います。

参加者は先着150名までとなっており、申込締切は2025年8月18日です。興味のある方は、早めの申し込みをお勧めします。

あらゆる世代が楽しむことができるアフリカのマンガ文化をより深く理解し、日本のコンテンツがどのように世界へ広がっているのかを知る貴重な機会です。皆さまの参加をお待ちしています。