創作プラットフォーム「Xfolio(クロスフォリオ)」とマンガ投稿サービスが統合
2025年、株式会社BookLiveが運営する創作プラットフォーム「Xfolio(クロスフォリオ)」は、バンダイナムコグループ傘下のエコーズ株式会社が提供するマンガ投稿サイト「マンガハック」及び電子出版サービス「マンガハックPerry」との統合を発表しました。この取り組みは、クリエイターたちに新しいチャンスを提供し、ユーザーにはより多彩な作品との出会いを保証するものとなります。
この統合が持つ意義とは?
これまで「クロスフォリオ」は、ポートフォリオ作成やファンコミュニティの構築、作品のマネタイズまでを包括的に支援するサービスを提供してきました。一方で、「マンガハック」が初めてサービスをスタートしたのは2013年、以来多くのクリエイターが自身の作品を自由に投稿できる環境を整えてきました。
両者の統合により、お互いの強みを活かしてクリエイターを網羅的に支援し、より多くの作品が読者に届くようになります。
統合サービスの流れ
「マンガハック」ユーザーは、2025年9月1日より引越し機能を使って新たにクロスフォリオにアカウントを移行することが可能になります。この機能を利用することで、今まで「マンガハック」にアップしていた作品を一括で移せるため、クリエイターにとっても非常に便利なシステムとなることでしょう。また「マンガハックPerry」のユーザーも、移行方法に則ってサービスをスムーズに利用できるように配慮されています。
クリエイター支援の新しい体制
統合後は、両社のクリエイティブなノウハウを結集し、さらに洗練されたクリエイター支援施策を展開していく予定です。「クロスフォリオ」はすでに130以上もの電子書店と連携しており、これによりクリエイターは自作品の配信を通じて、より多くの収益を見込むことができるでしょう。また、エコーズ社は今後も編集者やプロデューサーによるスカウトやコンテストを通じて、クリエイターたちの可能性を広げるサポートを行うとしています。
クリエイターとユーザーの未来
このサービス統合は、両者の協力関係を一層強化し、今後のコンテンツ制作において新たな風を吹き込むと期待されています。特に、「クロスフォリオ」はクリエイターが自らのポートフォリオを構築し、評価される機会を拡大することに寄与し、一般ユーザーも多くの作品と接触する機会を増やすことになります。
今後のスケジュール
- - 2025年8月: 「マンガハックPerry」から「クロスフォリオ出版」への移行受付を開始
- - 2025年9月1日: 「マンガハック」引越し機能公開
- - 2025年10月31日: 「マンガハック」及び「マンガハックPerry」の運営終了
- - 2025年11月1日以降: エコーズとのコンテスト等協業活動を開始
まとめ
この統合が新たにクリエイターにとっての活躍の場を広げ、ファンにとっての新しい作品との出会いを提供することに期待が寄せられています。これからも両社の取り組みに注目していきたいですね。高まるクリエイター支援の波が、どのような新しい作品を生み出していくのか、非常に楽しみです。