ウィンブルドンテニス開幕!日本選手たちの意気込み
2025シーズンのグランドスラム第3戦「ウィンブルドンテニス」が、6月30日にスタートします。今年もWOWOWが歴史あるこの大会を連日生中継し、日本からは5人の選手が出場します。男子シングルスの西岡良仁、望月慎太郎、そして女子シングルスには大坂なおみ、内島萌夏、伊藤あおいの各選手が名を連ねています。今回は、彼らのインタビューから、この大会への準備や気持ちをお伝えします。
西岡良仁の挑戦
西岡選手は、怪我の影響を乗り越え、ようやく本来の調子を取り戻しつつあります。彼は、1回戦で復帰戦となるG.ディミトロフ選手と対戦します。ディミトロフは技巧派でありながら経験豊富な選手なので、試合は厳しいものになると予想されています。コーチの伊藤竜馬選手からのサポートを受け、心強い体制で臨む西岡選手。彼は以前の試合経験を活かし、ディミトロフ選手に対抗するために、しっかりとした戦略を持っています。
望月慎太郎の心情
望月選手は、予選を勝ち抜きウィンブルドン本戦への出場を決め、「特別な雰囲気を感じている」と述べています。以前のジュニア大会で優勝経験があり、ここでのプレーには特別な思いがあるようです。彼は自分のプレースタイルを楽しむことを重視し、力まずに臨むことが肝要だと語っています。1回戦の相手、ゼッピエーリ選手に対して挑戦者の立場で全力を尽くす覚悟を示しています。
大坂なおみの復活
女子テニス界のスター、大坂選手は全仏開幕戦での敗北から立ち直り、ウィンブルドンに向けて準備万端です。彼女は、パトリックコーチとの関係を重視しつつ、今度はT.ギブソン選手との初対戦に挑む予定です。「気を取り直して、プレーする準備は整っている」と自信を見せています。テニスの実力向上には試合経験が必要であり、一歩一歩着実に進んでいく決意を持っています。
内島萌夏の挑戦
内島選手は、膝の怪我を乗り越え、イーストボーンでの前哨戦を経てウィンブルドンへの期待を高めています。芝コートでの戦いは苦戦を強いられますが、彼女は「心から楽しんでプレーしたい」と明言しています。1回戦で対戦するシュナイダー選手に向けて、楽しみながら接戦を繰り広げられることを期待しています。
伊藤あおいの意気込み
初めてのグランドスラム本戦出場となる伊藤選手にとって、もちろん緊張感が漂っていますが、「楽しむこと」が彼女の第一優先です。芝コートとの相性を考えつつ、プレースタイルを「普通」と表現しながらも、ウィンブルドンという特別な場所で戦うことができる幸運を噛み締めています。自身のするプレーをできる限り発揮し、1勝を目指すことで、さらなる成長を図りたいと意気込んでいます。
WOWOWでの観戦を
各選手の熱き戦いが交錯するウィンブルドンテニスは、WOWOWにて連日生中継されます。大会期間中は、選手たちの技術やパフォーマンスだけでなく、その背後にある彼らのストーリーにも注目しながら、観戦を楽しんでください。公式情報はWOWOWのウェブサイトやSNSをチェックして、各種放送予定を確認しましょう。