オンラインコミュニティが事業成長を加速する！flierが目指す新たな成功モデルとは

2025年2月20日、株式会社フライヤーが東証グロース市場に上場するまでの軌跡は、まさに新たなビジネスモデルの成功例と言えます。この背景には同社が運営するオンラインコミュニティ「flier book labo」の存在が大きいと多くの業界関係者が認識しています。

flier book laboの立ち上げとその背景

「flier」は、多忙なビジネスパーソンに向けた「10分で読める書籍要約サービス」を提供するプロダクトです。そんな同社が2020年に立ち上げた「flier book labo」は、ユーザー同士が自由に意見を交換し合える場として機能し始めました。このコミュニティは、単なる情報の受け渡しだけでなく、利用者が実際に体験した考察や感想を共有し、深いつながりを築くことを狙っています。

実際、このコミュニティがどのように育まれ、どんな意義を持っているのか、オシロ株式会社が主催するウェビナーにおいて具体的な話が聞ける機会が提供されます。このイベントでは、フライヤーの担当者がこのコミュニティの開設から今日に至るまでの経緯について詳しく紹介します。

顧客理解とコミュニティの関係性

flier book laboは、単なる要約サービスを超え、顧客理解を深めるための「気づき」を育む重要な場となっています。利用者がどのような情報を求め、どのジャンルの書籍に興味を持っているのかを的確に把握することで、プロダクトの改善や新たなニーズの掘り起こしに繋がるのです。

特に、コロナ禍でリモートワークが普及した今、多くの人がオンラインでのコミュニケーションを必要としています。flierにとって、この環境はコミュニティ運営を行う上で追い風となりました。参加者同士の交流を促すことで、情報の垣根が無くなり、より価値の高いサービスへの進化を果たしています。

社内連携・プロダクト開発とのつなぎ方

コミュニティ運営のもう一つの魅力は、社内の各チームとの連携です。フライヤーでは、ユーザーが出すフィードバックを基に、商品開発やマーケティング戦略に反映させる仕組みが整っており、これによってサービスの質が向上し、顧客満足度も高まる仕組みが構築されています。

これにより、商品開発の初期段階から顧客の声を反映させることができ、理想に近い製品を導入することが可能になります。flier book laboは、単なる窓口ではなく、全社的な成長に寄与する貴重な資源となっているのです。