映画『ラストマン -FIRST LOVE-』とのコラボレーション!
映画『ラストマン -FIRST LOVE-』が全盲の捜査官・皆実広見を中心に物語を展開する中、彼の能力を体験できる特別プログラム「ラストマン・イン・ザ・ダーク -FIRST LOVE-」がダイアログ・イン・ザ・ダークとのタイアップで開催されます。開催期間は2026年1月3日から31日まで、東京都港区のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」で、約90分の体験が待っています。
このプログラムでは、視覚以外の感覚を研ぎ澄まして映画の世界を体験します。完全な暗闇の中、皆実が頼りにする声や気配、距離感といった非視覚的な手がかりを用いて、参加者は彼が行う捜査を追体験できるのです。これによって、私たちの普段感じている世界とは異なる、新たな視覚や感覚の広がりを実感することでしょう。
皆実の能力に迫ろう
本イベントでは、まず視覚障害者のアテンダントによる「クロックポジション」の説明を受け、その後、まるで皆実になったかのように暗闇の世界に挑戦します。暗闇の感覚を研ぎ澄ませ、周囲の気配を感じながら、皆実と同じ視点から物語を体験できます。このアプローチは、整然とした生活や人間関係の新たな形を発見する良い機会になります。
私たちはこの体験を通じて、自分自身のルトーマスカな感覚を呼び起こし、日常生活における他者とのコミュニケーションや関わりを見つめ直すきっかけを提供します。皆実のように丁寧に歩き、耳を傾け、相手の気持ちを感じることで、より深い感情的なつながりを築くことができるかもしれません。
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは?
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、視覚を遮断した空間で人と人が非視覚的なコミュニケーションを行う体験型エンターテイメントで、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケによって創設されました。参加者は完全に光を遮断された環境の中で、視覚以外の感覚や他者との信頼関係を深めながら体験を楽しむことができます。
過去には、約50カ国で900万人以上がこの体験をし、参加者の中には「近くの人との信頼感が増す」といった感想が寄せられています。毎回恒例になっているこの体験は、視覚障害者に対する理解を深めるだけでなく、私たち自身の生活に役立つ新たな発見をもたらします。
開催概要
プログラムは2026年1月3日から31日まで、1日6回実施される予定で、参加費用は大人4,950円、学生2,750円、小学生550円です。事前予約制となっているため、参加希望の方は公式WEBサイトから予約が必要です。
さらに、ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」では、映画『ラストマン -FIRST LOVE-』の大型ビジュアル展示も行われ、来場者が視覚的にも楽しむことができる機会を提供しています。
まとめ
映画『ラストマン -FIRST LOVE-』の独特な世界観を体験したい方には、ぜひこのプログラムに参加することをお勧めします。皆実の能力に迫り、自分自身の感覚を再確認することで、これまでとは違った視点から自分や他者を理解する機会が得られるでしょう。体験はきっと、あなたの価値観を変えるかもしれません。参加者の皆さんを心よりお待ちしております!