台湾との共同制作
2025-01-30 19:42:37

関西大学と台湾の学生が共に作り上げた感動のドキュメンタリー「情熱棒球」上映会開催

映画「情熱棒球」の上映会とシンポジウム開催



関西大学において、台湾の国立屏東大学との共同制作によるドキュメンタリー映画「情熱棒球」が完成しました。この映画は、台湾のプロ野球チーム「台鋼ホークス」を特集した作品で、関西大学社会学部の学生たちが作り上げたものです。上映会は2024年2月15日(土)13:30から、千里山キャンパスの第三学舎ソシオホールで行われます。

共同制作の背景



このプロジェクトは、球団のGM(ジェネラルマネジャー)である劉東洋氏が関西大学の大学院社会学研究科を修了した縁から始まりました。両大学は国際交流の協定を結び、学生たちが協力して映画製作に取り組むこととなったのです。学生たちは2024年の夏頃からチームに密着し、取材を重ねてきました。

シンポジウムの内容



上映会に続いて実施されるシンポジウムには、劉氏をはじめ、関西大学野球部の前監督である早瀬万豊氏、スポーツニッポン編集委員の内田雅也氏、映画のディレクターの一人である社会学部の溝淵千夏さんが登壇します。彼らは、日本と台湾の野球文化や交流の歴史について熱い議論を展開する予定です。特に、WBSCプレミア12での優勝を果たした台湾のプロ野球への注目が集まっています。

ドキュメンタリー制作の苦労



制作チームによると、今回のドキュメンタリーでは、台鋼ホークスが直面している挑戦やそれを乗り越えようとする情熱に迫る姿が描かれています。言語や文化の違いを乗り越えながら、台湾の学生たちと共に作業を進める中で、取材や編集に際しては言語の壁が最も大きな課題であったと言います。

学生たちの感想



参加した学生たちからはそれぞれの苦労や成果についてコメントが寄せられています。

  • - 稲葉朱璃さん(社会学部4年次生):「言語の壁が最も不安でしたが、台湾の学生や教授のサポートのおかげで素晴らしい作品ができました。」
  • - 溝淵千夏さん:「台湾の皆さんの温かさに触れることで、大きな成長を実感しました。これからの社会人生活に活かしたいです。」
  • - 宮本光志朗さん:「異なる環境でのカメラ撮影は大変でしたが、貴重な経験を積めました。」
  • - 石田瞳さん:「国境を越えた制作は本当に良い経験で、異文化交流の大切さを学びました。」

上映会の詳細



記念上映会・シンポジウムの詳細は以下の通りです。
  • - 日時:2024年2月15日(土)13:30~16:00
  • - 場所:関西大学千里山キャンパス第三学舎ソシオホール
  • - 参加者:劉東洋(台鋼ホークスGM)、早瀬万豊(前監督)、内田雅也(編集委員)、溝淵千夏(社会学部4年次生)
  • - 司会:黒田勇(名誉教授)
  • - 入場料:無料

この上映会は、日台のスポーツ文化の交流を深める貴重な機会となるでしょう。多くの方々にご参加いただき、共に台湾の野球文化に触れる体験を共有できることを期待しています。


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