金原ひとみ新作イベント
2025-04-07 13:15:25

金原ひとみの新作『YABUNONAKA』発売記念トークイベント開催決定!

金原ひとみの待望の新作『YABUNONAKA』4月10日発売!



芥川賞受賞作家の金原ひとみが、集大成とも言える最新長編小説『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』を2025年4月10日(木)に発売します。この作品の出版を記念して、4月20日(日)にジュンク堂書店池袋本店にて「トーク&サイン会」が開催されることが決定しました。

トーク&サイン会の詳細に迫る


本イベントでは、金原ひとみ自身が作品についての見解を語り、書評家の渡辺祐真氏との対談も行われます。この対談では、『YABUNONAKA』が描く現代のさまざまなテーマ、例えば性加害やSNS、マッチングアプリ、フェミニズムについて深く掘り下げられる予定です。
このトーク&サイン会の参加者は、会場参加とオンライン視聴の2つの形式から選ぶことができ、どちらの形式でもファンにとって貴重な体験となることでしょう。参加チケットはすでに販売中で、多くの方々の足を運ぶことが期待されています。

イベント詳細


  • - 日時:2025年4月20日(日)14:00開始
  • - 登壇者:金原ひとみ、渡辺祐真、丹羽健介(担当編集者)
  • - 会場:ジュンク堂書店池袋本店9階イベントスペース
  • - 詳細情報:本日4月7日(月)より、丸善ジュンク堂ウェブサイトにて参加チケットを販売中。詳細はこちらをチェック!

『YABUNONAKA』作品概要


金原ひとみの新作『YABUNONAKA』は、一見平穏に見える人々の生活が、ある告発をきっかけに揺れ動く様を描いた物語です。物語の中心となるのは、文芸誌「叢雲(むらくも)」の元編集長である木戸悠介、その息子である高校生の越山恵斗、編集部員の五松武夫、小説家の長岡友梨奈とその恋人、別居中の夫、引きこもりの娘など、多彩なキャラクターたちです。
物語は、木戸に性的搾取を受けた女性がネット上で告発を行うことに始まります。これにより、加害者や被害者、その周囲の関係者の人生が交錯し、複雑な人間ドラマが繰り広げられます。金原は、本作を通じて「わかりあえないこと」に対する探求を行い、そこから得られる救いの可能性を問いかけています。この作品は、現代社会における人間関係の脆弱さや、性や権力、暴力、愛といったテーマが生々しく描かれており、読者を引き込みます。

著者・金原ひとみのプロフィール


金原ひとみは1983年東京都に生まれ、2003年にデビュー作『蛇にピアス』ですばる文学賞を受賞し、その後も多くの著作で名声を確立しました。2004年には同作で芥川賞を受賞し、その後も数々の文学賞を獲得。近著には『腹を空かせた勇者ども』や『ナチュラルボーンチキン』などがあります。金原の作品は、常に社会に問いかける視点を持ちながら、深く人間の内面に迫る表現が評価されています。

『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』は、金原ひとみの新たな挑戦と呼べる作品であり、文学ファンにとって見逃せない一冊となるでしょう。しっかりしたテーマ性とともに緻密に描かれたストーリーが期待されます。


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