AIサーバー向け最新冷却技術を学ぶセミナー開催のお知らせ
2025年7月28日(月)、シーエムシー・リサーチ主催により「AIサーバー・データセンターへ向けた液冷、液浸冷却システムの基礎と応用、開発動向」というテーマのセミナーがZOOMを使用して開催されます。講師として、山陽小野田市立山口東京理科大学の結城和久教授をお迎えします。セミナーは13:30から始まり、約3時間の内容となっています。受講料は一般が44,000円(税込)、メルマガ会員は39,600円(税込)、アカデミック価格は26,400円(税込)となっています。
セミナーの内容
このセミナーでは、以下のような重要な知識を習得することができます。
- - 冷却設計に必要不可欠な伝熱工学の基礎
- - 伝熱相関式を活用した簡易な冷却設計手法
- - 液浸冷却の考え方(単相冷却、二相液浸冷却の特性)
- - 接触熱抵抗やヒートスプレッダなど、電子機器実装におけるその他の熱的課題
近年、最新のGPUは1,000Wを超える電力を消費するケースが増えており、従来の空冷方式では限界に達しつつあります。これに伴い、海外では液冷化が進行中であり、データセンターにおけるファシリティ設計も大きな変化を迎えています。国内でも、この流れが進んでおり、AI用途のサーバーでは特に液冷が利用される事例が増加しています。これに対し、従来の用途においては空冷もまだ存在し、その使い分けが求められている状況です。
セミナーでは、空冷・液冷・沸騰浸漬冷却の各技術の特徴について詳しく紹介し、熱設計の基礎となる伝熱工学に関する重要な内容も解説します。また、参加者には質疑応答の時間も設けており、直接専門家に質問できる貴重な機会となっています。
参加方法
参加は、シーエムシー・リサーチのウェブサイトからお申し込みができます。申し込み後には、視聴用のURLがメールで送付されますので、事前に環境設定をしておくことをお勧めします。ただし、受講中の録音や撮影は厳禁とされていますのでご注意ください。
近日開催の関連ウェビナー
このセミナーの他にもシーエムシー・リサーチでは、様々な技術セミナーを計画しています。
- - 金属3Dプリンタの産業応用に関するウェビナー
- - 有機フッ素化合物(PFAS)の最新規制動向
詳細は公式サイトをご覧いただき、興味のあるセミナーへの参加を検討してみてください。これらのセミナーは、業界動向を把握し、最新技術への理解を深める絶好の機会です。
終わりに
AIサーバーとデータセンターにおける冷却技術は、今後ますます重要な分野になると考えられます。新たな技術や知識を身につけ、競争力を高めるためにも、このセミナーへの参加をお勧めします。お申し込みはお早めに!