焼鳥屋『鳥貴族』が食品ロス削減へ向けた取り組みを強化
株式会社鳥貴族が運営する焼鳥屋『鳥貴族』が、8月1日より新しいサービス「mottECO(モッテコ)」を開始しました。「mottECO」は、食べきれなかった料理をお持ち帰りできる取り組みで、環境省が推奨する食品ロス削減に貢献することを目的としています。
「mottECO」とは?
「mottECO」は、「もっとエコ」と「持って帰ろう」の2つの意味を込めた愛称です。このサービスは、料理を食べきれなかったお客様に対し、自己責任で食材をお持ち帰りいただく形式になっています。鳥貴族では、無料の専用お持ち帰り袋を用意するほか、お客さまの希望に応じて有料でも容器を提供しています。ただし、非加熱の商品や一部メニューはお持ち帰りできない点に留意が必要です。
持ち帰りが不可能な場合
特にトリキ晩餐会での食べ残しはお持ち帰りの対象外となるため、事前に確認が求められます。これにより、持ち帰りできるものとできないものの明確な区別がなされ、環境への配慮がなされています。
地域貢献にも力を入れる
鳥貴族は「mottECO」のサービスに加えて、公益社団法人国土緑化推進機構への寄付を行っています。この取り組みは昨年から続いており、年間約1億本の串を使用する中で、竹の生産が減少している現状を受けて行われています。放置竹林問題に対処するため、焼鳥の売上の一部を竹林の適切な整備に充てることで、持続可能な森づくりを支援しています。
「鳥貴族」とは?
焼鳥屋「鳥貴族」は、1985年に大阪で創業し、現在は全国で661店舗を展開しています。税込390円均一のメニューを提供し、焼鳥は国産鶏肉を使用。2016年からは食材を100%国産化することにも取り組んでいます。名物「貴族焼」は多くのファンを持つ人気メニューです。
地域活性化とエコの両立
このように、鳥貴族は食品ロス削減を目指す「mottECO」の導入とともに、環境保全にも寄与しています。これらの取り組みは、お店の運営において地域社会との結びつきを深める一助となり、誰もが参加できる環境への配慮を実現しています。焼鳥が好きな方も、環境保護に興味がある方も、ぜひこの新たなサービスを利用し、食品ロス削減に参加してみてはいかがでしょうか。
株式会社鳥貴族は、これからもエコと美味しさを両立させるリーダーとしての役割を果たしていくことでしょう。今後の展開にも注目です!