I-GLOCALグループ代表・蕪木優典氏の逆境を背負った成功と未来へのメッセージ

I-GLOCALグループ代表・蕪木優典氏の成功物語

この度、季刊誌『アカウンタンツマガジン』78号が発刊され、その巻頭特集としてI-GLOCALグループの代表、蕪木優典氏のインタビューが掲載されています。蕪木氏は、幼少期からの夢を実現する過程で培った経験や考え方を語り、自身の成功の秘訣を余すことなく明かしています。

幼少期からの夢

千葉県柏市に生まれた蕪木氏は、アメリカに2年間滞在した幼少期に様々な文化に触れながら成長しました。彼は、祖母から教わった「先生」と「社長」という二つの夢を抱き続けました。この影響は彼の進路選択に大きな影響を与え、慶応大学経済学部への進学後、自らのキャリアの道を見つけることになります。

大学では公認会計士を目指すことを決意し、また叔父の影響でベトナムという国に魅力を感じるようになりました。一度は監査法人に入所するも、実際の業務に対してあまり魅力を感じられず悩みを抱えていました。しかし、友人との旅行でベトナムを再訪した際、彼の人生は大きく変わります。アーサー・アンダーセンが現地駐在員を探していることを知り、自ら手を挙げた彼は、まさにここから新たな挑戦が始まります。

大きな転機

アーサー・アンダーセンで働く中で、出向から3年が経過する中で突然訪れた解散という事態。これは大きな転機となり、蕪木氏は独立してビジネスを立ち上げる道を選びました。2003年に設立したI-GLOCALグループは、日本企業のベトナム進出をサポートし、瞬く間に1,000社以上の顧客を抱えるまでに成長します。

「サラリーマンに不向きだった自分が、会計士資格をキャリアのスタートとして取得できたことは幸運でした」と語る蕪木氏。その言葉には、自らの位置を確立する長い道のりが凝縮されています。彼は、資格取得をゴールとは考えず、新たな挑戦が始まるのだと続けました。

若手会計士へのメッセージ

今回のインタビューを通じて、蕪木氏が若い会計士たちに伝えたいメッセージは、「自分の人生を信じ、挑戦し続けること」です。彼が培った経験から、夢を追い続けることの重要性と、逆境を乗り越える力を持つことの大切さを感じ取ることができます。また、現在の会計業界の状況や、未来についての展望を含んだ貴重な洞察も得られるでしょう。

さらに、特集内では上場企業の経理部長や監査法人の未来を担うエースたちのインタビューも紹介されており、会計業界の多様な視点を提供しています。